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松本市柔道事故:指導者に賠償命令

 長野県松本市の柔道教室で2008年、当時小学校6年だった男子児童(現在14歳)が練習中に指導者から投げられた後に意識不明の重体となった事故の民事訴訟で、長野地裁松本支部は3月16日、指導者に計2億4300万円の支払いを命じる判決を下しました。

 判決では指導者の投げ技によって児童の急性硬膜下血腫を発症させたと判断したうえで、事故予防については「一般的なスポーツ指導書にも記載されている」と指摘して指導者の過失を認めています。

 一方で松本市と市体育協会については、柔道教室を監督する立場にないとして請求を退けました。

 児童側にとっては勝訴判決といえるでしょう。一方で児童は今も回復していないということです。少しでも回復を願うとともに、このような事故が再び起きないようにしていくためには何が必要なのか、柔道指導者や関係者にとってはもちろんですが、社会全体として考えていかなければならないといえます。

(参考)
◎指導員に2億4300万円賠償命令=柔道教室の事故-長野地裁支部(時事通信 2011/3/16)