※当ブログは新サイト に移転いたしました。

新規の編集は、新サイトの方で実施しています。

いじめ不適切対応・児童虐待・教師の人権侵犯過去最多:法務省

 法務省は3月11日、2010年度に同省の人権擁護機関で救済手続きに入った人権侵犯事案の件数を公表しました。

 学校でのいじめに関する人権侵犯事件、児童に対する暴行・虐待に関する人権侵犯事件、教職員による人権侵犯事件の取扱件数が増加している傾向が目立ちます。
 「学校におけるいじめに関する人権侵犯事件」の取扱件数は2714件で、前年比51.9%増と急増しています。ここでの「学校におけるいじめに関する人権侵犯事件」は、いじめ事案が発覚した際の学校側の不適切な対応にかかるもので、いじめ加害者を対象にした事案ではないということです。
 児童虐待事案も771件(前年比6.3%増)で、過去最悪の数値となっています。
 教職員による人権侵犯事件は1159件(前年比21.6%増)で、これも過去最悪の数値です。うち、児童・生徒への暴行(いわゆる「体罰」)事案は337件(前年比25.7%)となっています。
 これらはあくまでも法務省の人権擁護機関が取り扱ったものであり、表面化していない事件は多くあると推測されます。子どもに関する人権侵犯事案が深刻になっていることが読みとれます。
(参考)
◎法務省報道発表『平成22年中の「人権侵犯事件」の状況について(概要)』(2011/3/11)
◎「児童虐待」が過去最多 法務省、本人の申告増える(共同通信 2011/3/11)
◎いじめ不適切対応が最多=法務省(時事通信 2011/3/11)