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入試問題ネット流出事件の続報

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 京都大学など4大学の入試問題が試験時間中にインターネットに流出した問題は、引き続き大きく報じられています。

 京都大学によると、数学の設問で数式表記に誤りが見つかり、試験時間中に板書で訂正を指示したということです。インターネット上に書き込まれた内容は訂正後の設問を反映していたといいます。このことから、事前に問題用紙が漏れていたのではなく、設問訂正を知ることのできる人物、すなわち試験会場にいた人物が関与している可能性が高まったと考えられます。
 試験開始直後にトイレなどで席をに立つのは不自然で、また頻繁に席を立っていた受験生も確認されていないことから、自席から送信したとも考えられるということです。
 また試験開始から5~10分程度で最初の投稿がされていることから、携帯電話で長文を打って投稿するのは困難と考えられるとして、小型カメラなどで問題を撮影して試験会場外の協力者に送信し、協力者が「aicezuki」のアカウントで投稿した可能性も指摘されています。その一方で、文字画像を読み込んでテキストに自動変換できる機能を持つ機種もあると指摘されています。
 一部には予備校の解答速報作成関係者の関与を疑う指摘もあるということです。その一方で予備校関係者によると、解答速報は「試験開始から20~30分後、遅刻者の新規入室を認めない時刻を過ぎると大学側から問題が発表され、講師がそれを解いて作成する」として、数分程度早く問題を入手するためだけにわざわざ関係者を受験生として潜入させて会場から外部に送信するのはリスクが高すぎると指摘し、予備校関係者の関与は常識的に考えてあり得ないとしています。
 単独犯だとしても複数人物による組織的な行為だとしても、また心ない受験生の行為かそれ以外で入試問題を入手できる者の行為だとしても、まじめに取り組んでいる受験生を足蹴にして入試の根幹を揺るがすような、このような不正行為は決して許してはなりません。大学側では偽計業務妨害での被害届提出の方向で動き、また掲示板運営会社も大学側の調査や警察の捜査に協力するとしています。
 また東京都内の高校3年生だという人物が、今回の事件に使われたものと同じ名前のmixiやツイッターのアカウントで「京大の試験官は全然監視してないからカンニングしほうだい」「カンニングした奴が悪いんじゃなく、今回のは完全に大学側が悪い」などと書き込みをおこなったという情報が流れ、事件に関与した可能性があるのではないかと指摘されました。これは本人や通っている高校が新聞社の取材に応じ、この生徒は京都大学を受験していたものの理系数学を受験していたために漏洩した文系数学の問題を流出できる状況にはなく事件には無関係で、同じハンドルネームを使って書き込んだ動機は事件を報道で知ったことでのふざけ半分だったと弁明したといいます。
 いずれにしても、できるだけ早く事実関係を解明し、関与した人物や集団を割り出していくことが重要になります。