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広島市子ども条例案:再び提案見送りへ

 広島市で制定を目指してきた「子ども条例」案について、広島市は2月議会への提案を断念する方針を固めたと報じられました。

 広島市では2010年度の「子ども条例」成立を目指していました。しかし数度にわたって提案断念が続いてきました。今回も断念したことで、今年度中の成立は不可能になってしまいました。
 子ども条例については「行き過ぎた権利の主張を招く」などとして、反対意見が根強いということです。
 しかし子ども条例案の内容を読むと、憲法や既存の法律、子どもの権利条約などの理念を具体化したものにすぎません。気を抜けば悪意を持った人たちの手によって骨抜きにされてしまうのではないかという逆の意味での不安はあっても、権利の乱用などにつながるような内容は一切ありません。
 反対の根拠は感情的なものにすぎません。しかしこんな感情論に基づく悪宣伝によって、条例を提案することすらできなくなるというのも、きわめて悲しいことです。
(参考)
◎子ども条例案の提案断念(中国新聞 2011/2/3)