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高松市「体罰」訴訟:控訴に正当な理由なし

 香川県高松市立屋島中学校の教諭が2006年、担当の保健体育の授業中に生徒を投げ飛ばすなどした「体罰」事件。

 この事件では一審高松地裁で1月17日、生徒の主張の一部を認める判決が出ました。しかし高松市が不服として1月25日に控訴しました。
 この事件では、生徒側は複数の暴行被害を訴え、暴行が原因で精神的な症状を発症したことも訴えました。一審判決では、教諭が柔道技で生徒を投げ飛ばした1件の暴行についてのみ認め、違法な「体罰」であると判断しました。
 生徒側の弁護士のブログで、事件について触れている文章を見つけました。
 裁判の経過を報じた新聞報道では触れられていませんでしたが、ブログによると、判決で認定された「投げ飛ばした行為」そのものについては当該教諭も認めていたといいます。
 ということは、控訴の理由は「認定された事実関係そのものが誤認だから」と主張しているわけではなく、「投げ飛ばしたのは事実だが、正当な行為であり、違法な『体罰』と認定されたことは不服」と主張していることになると、当該ブログで指摘されています。
 普通に考えれば、当該ブログで指摘されているような結論しか導きようがありません。当該ブログでは「市の主張は法的にはおかしい」という趣旨を指摘しています。
 市の主張はもちろん法的にもおかしいでしょうし、また教育的な視点からみてもきわめて異常な主張です。