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いじめ告発の落書き各所で見つかる:滋賀・彦根

 滋賀県彦根市のスーパーや公共施設などに、市内の特定の市立中学校を名指しして「いじめがある」と訴えるような落書きが相次いでいたことがわかりました。

 落書きは2010年12月下旬までに、市立図書館やスーパー・量販店の女子トイレなどから相次いで発見されました。市内の特定の中学校を名指しし「○○中学校の先生たちはイジメをみてみぬふりして なかったことにしてしまう」「○○中学校サイアク イジメ ひどくなった」などとする落書きが、少なくとも8件確認されたということです。

 施設側から彦根市教育委員会を通じて当該校に連絡がありました。落書きは誰が書いたのかはわからないままになっているということですが、学校側は1月7日の始業式にあわせていじめの有無の事実調査をおこないました。

 その結果、複数の生徒がいじめ被害を訴えました。またいじめ目撃情報も寄せられたといいます。

 彦根市立中学校でのいじめ認知件数は、2009年度調査では市内の全校あわせて1件だけでした。年度も違うので単純比較はできないとはいえども、この中学校だけでも複数のいじめが確認されたことは、各地の学校でも学校側が未把握のいじめ事案が多数埋もれている可能性を示唆しています。

 また落書きの形で「告発」していることや、落書きの内容にも「教師がいじめを見てみぬふり」という指摘があることも気になります。落書きの動機は不明ですが、仮におもしろ半分のいたずらではなくいじめ被害生徒の「告発」だとすれば、学校には相談できない雰囲気があったということにもなります。

(参考)
◎落書きでいじめ「SOS」 「先生 みてみぬふり」 滋賀・彦根(中日新聞 2011/1/27)
◎「イジメひどい」商店トイレの落書きから発覚(読売新聞 2011/1/27)