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愛媛いじめ自殺事件:遺書の内容明らかに

 愛媛県今治市の島嶼部の中学校に通っていた1年生の男子生徒がいじめを苦に自殺した事件(8月17日発生)に関して、男子生徒が残した遺書の内容が明らかになりました。

  ■遺言書
 最近生きていくことが嫌になってきました。クラスでは「貧乏」や「泥棒」と言う声がたえず響いていて、その時は悲しい気持ちになります。それがもう3年間も続いていて、もうあきれています。それに、毎日おもしろおかしくそいつらは笑っているのです。そう言うことでこの度死ぬことを決意しました。
 私が、死んだ後の物は(弟2人の名前)で分けて下さい。机にある小判は私だと思って持っていて下さい。
 (弟2人の名前)は僕の分まで長生きして、いい職について下さい。
 いつも空から家族を身(原文のまま)守っています。
 さようなら
 いままで育ててくれてありがとう
 母さん父さん
 By.(男子生徒の名前)

 自殺した生徒の心情、また遺族の心情を考えると、やりきれないものがあります。
 生徒は小学校時代からいじめられていて、小学校でもいじめをやめるよう指導し、生徒へ配慮していたということです。また、生徒が中学校に進学する際には、中学校にも小学校からいじめがあった旨連絡があったということです。
 しかし、小中学校での指導や配慮にもかかわらず、いじめは継続し、最悪の結果を招いてしまいました。
 こんな悲しい事件は二度と起きてほしくはありません。関係者にとってはつらく重い作業になりますが、いじめに関する事実関係や学校の対応を正面から詳しく分析して教訓を引き出していくことが、再発防止のための大きな手だてになります。決して、今までのいじめ自殺事件で多く見られた「加害者や学校側の責任逃れ」に陥ってはいけません。