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浜松・わいせつ教師に逆転有罪:東京高裁

 静岡県浜松市立中学校で生徒の胸を触るなどしたとして準強制わいせつ罪に問われた元教諭(懲戒免職)・伊藤宗仁(50)に対し、東京高裁は1月13日、無罪と判断した一審判決を破棄し、懲役1年6月・執行猶予3年の逆転有罪判決を下しました。

被告は「乳ガンの検査をしてやる」などと女子生徒に話しかけて胸を触るなどしたということです。被告は生徒の胸を触るなどした事実そのものは認めましたが、「女子生徒から乳ガンかどうか見てほしいと頼まれただけでわいせつの意図はない」として無罪を主張していました。
 一審静岡地裁浜松支部判決では、生徒の証言がやや曖昧と判断し、被告の主張を採用して無罪判決にしました。その一方で、被告の行為について「軽率」などと指摘して反省を求めています。
 控訴審では一審判決を破棄し、「証言は真摯で率直なものと評価すべき」「女子生徒の証言が徐々に詳細、鮮明になったとしても格別不自然とはいえない」「証言の信用性に疑いが残るとした原判決は誤り」と指摘しました。
 判決は至極当然であり、きわめて正当なものです。一審の不当判決を否定し、常識的な判断をおこなった裁判所の判断を全面的に支持します。だいたい被告の主張からして、普通に考えればきわめて不自然です。
 被告側は上告するとしていますが、仮に上告した場合は引き続き適正な判断が下されるべきものです。
(参考)
無罪の中学校元教諭に逆転有罪 わいせつ意図の有無争点(共同通信 2011/1/13)