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高校教諭からのわいせつ行為で自殺:遺族が提訴

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 香川県立高校を卒業した女性(当時23歳)が2008年、出身校の男性教諭からわいせつ行為を受けたことで精神的に不安定になり自殺したとして、香川県高松市在住の両親が1月12日、加害教諭と香川県を相手取り約4000万円の損害賠償を求める訴訟を起こしました。

 報道によると、女性は大学3年生だった2006年、卒業論文の作成のために高校生への調査をしたいとして出身高校を訪問しました。その際に対応した教諭は、同年から2008年3月頃までにかけて、打ち合わせの際などに校内の個室などでわいせつ行為を繰り返しました。
 女性は2008年3月に被害を訴え、香川県教育委員会に懲戒処分を実施するよう申し入れ、警察にも告訴しました。教諭はその直後、示談金250万円を支払ったといいます。
 香川県教育委員会は「示談が成立した」として教諭への懲戒処分は見送り、文書訓告にとどめていました。女性はその後精神的に不安定になり、2008年夏にPTSDと診断されました。女性は2008年10月、当時住んでいた京都市で自殺しました。
 両親は「示談時には自殺は予測できなかった」「懲戒処分がされなかったことで精神状態が急激に悪化した」などと主張しているということです。
 教育委員会が懲戒処分をしなかったことで、被害者の精神状態が悪化したことは容易に推定できることです。
 また加害者の教師は何事もなかったかのように現職を続け、また氏名や勤務校などもいっさい発表されていません。報道でも加害者の氏名を伏せていますが、実名報道すべきです。また教育委員会は、当該教諭を実名公表の上で懲戒免職にすべきです。
(参考)
◎損害賠償:わいせつ行為受け娘が自殺 両親提訴 高松地裁(毎日新聞 2011/1/13)
◎娘の自殺で香川県と教諭を提訴(産経新聞 2011/1/13)