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スキー実習授業での死亡事故、指導教員を書類送検

 愛知大学(本部・愛知県豊橋市)が長野県小谷村の栂池高原で実施していたスキー実習の授業中、学生が雪崩に巻き込まれて死亡した事故で、長野県警大町署は1月12日、引率していた非常勤講師(当時)で滋賀大学教育学部教授の男性(64)=保健体育科教育・体育社会学=を業務上過失致死容疑で書類送検しました。

 愛知大学・滋賀大学とも、現時点では司法判断を見守るとしています。

 事故は2008年2月3日に発生しました。愛知大学では体育実技科目として、数日間の集中講義としてスキー実習の授業を開講しました。男性はインストラクターとして、もう1人の指導者とともに、初心者グループの学生7人を指導していました。

 事故発生日には2度にわたり、立入禁止の掲示や場内放送を無視して立入禁止区域に入り込みました。立入禁止区域での指導中に雪崩が発生し、9人中この男性を含む7人が巻き込まれ、うち学生2人が死亡しました。

 男性は事故発生直後の記者会見で、立入禁止については把握していたものの、場内整備のための立入禁止にすぎないと判断して入ったと話したということです。一方でスキー場側は、雪崩の危険性が予測されたとして立入禁止措置をとっていたといいます。

 安全への軽視があったとみられても仕方がない事案です。適正な捜査がされることを望みます。

(参考)
スキーの引率教授を書類送検 長野で2学生死亡(共同通信 2011/1/12)