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子ども向けの金融教育に力

 『asahi.com』の記事(2006年8月21日配信)によると、大手銀行が子ども向けの金融教育に力を入れているということです。
お金の重さ知って! 大手銀行が金融教育に力〔『asahi.com』2006/8/21〕

 この記事で取り上げられている学習内容としては、「パソコン上でケーキ屋経営を疑似体験するシミュレーション(りそな銀行+東京工科大学の共同開発)」「流通の仕組みをわかりやすく解説したテキスト(みずほフィナンシャルグループ+東京学芸大学の共同開発)」などがあるということです。
 大手銀行による金融教育は、社会貢献という意味では注目に値する取り組みだといえます。ただその一方で、金融や経済・経営などの分野を教材化するにあたっては、一定の注意を払う必要があります。
 一部には「投資教育」として、株価の上がり下がり・疑似株取引などに教材を矮小化させる傾向も生まれているということです。経済の仕組みや全体像が見えないまま投資だけをおこなうというのならば、労働観や社会観にも好ましくない影響を与えかねません。
 教材編成の際は、「経済の基本的な仕組み・全体像を知る」という観点を貫くことが重要になってくるといえるでしょう。