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ベランダから5歳児転落:一人で留守番中

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 東京都中野区のマンションで1月9日午後1時20分頃、住人の5歳男児が9階の自宅ベランダから転落し重体になる事故が発生しました。

 児童は両親と3人家族ですが、事故当時は母親が午前中から外出し、父親も午後1時頃に児童に留守番を指示して外出しました。事故当時児童は自宅に一人でいました。
 ベランダの柵を誤って乗り越えて転落したとみられています。
 乳幼児を一人で留守番させるのは、欧米では児童虐待と見なされるということですが、きわめて危険な行為です。一人で留守番させた際にベランダから転落した事故は、ニュース報道されたものだけでも多数あります。
 昨年1年間だけでも、以下のような事故がありました。

  • 神奈川県川崎市(2010/1/1):3歳女児。初日の出を見に行くとして両親が外出。その際「児童が寝ていた」として児童を寝かせたままにした。その間に転落(重傷)。
  • 東京都八王子市(2010/3/26):3歳男児。両親は買い物に行き、一人で留守番していた間に転落(死亡)。
  • 千葉県印西市(2010/4/20):4歳男児。当日体調不良で幼稚園を休んでいた。父親は仕事で不在。母親は近所のコンビニに5分間ほど買い物に行った間に転落(死亡)。
  • 北海道札幌市(2010/6/19):3歳女児。父親は仕事で不在、母親は買い物に行っている間に転落(死亡)。
  • 広島県広島市(2010/4/12):3歳男児。マンション下に駐車していた車を移動させようとして、母親が数分間家を空けた間に転落(死亡)。

 いずれも、数分から1~2時間程度の短時間、児童一人の状態にした間に発生した事故でした。またベランダや窓を施錠していても、児童が鍵を開けるケースも目立っています。
 今回の事件でも、ベランダに施錠をおこない、児童が一人になってから倒れているのが発見されるまで20分前後だったといいます。
 たとえ数分程度の短時間でも、児童を一人で留守番させる状態にはしないということが、このような事故を防ぐ一番有効な対策だといえます。
 児童の回復を願うとともに、このような事故を未然に防ぐためにも社会的な啓発や対策が求められるといえます。
(参考)
◎マンション9階から転落?5歳男児重体(読売新聞 2010/1/9)


(※2011/1/10 追記)転落した児童は1月10日に死亡したということです。