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追手門学院大学いじめ自殺:一部認める報告書

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 追手門学院大学(大阪府茨木市)に通っていた在日インド人の男子学生(当時20)が2007年、大学で受けたいじめを苦にする遺書を残して飛び降り自殺した問題で、大学側は12月27日、「いじめが自殺の原因になったことは否定できない」とする第三者委員会の報告書を発表しました。

 大学側は当初いじめの事実を否定しました。しかし2010年になり遺族側が人権救済を訴え、またマスコミ報道されるなどし、大学側が再調査をおこなっていました。
 この事件では、自殺した学生の父親が「息子に会いに行く」と言い残して、学生が飛び降りたのと同じ場所から飛び降り自殺する悲劇も生んでいます。
 大学側の調査ではいじめの証言は得られたものの、具体的事実の特定には至らなかったとしています。その一方でいじめが自殺の原因になったことを完全に否定できないとしました。
 一部報道では、自殺した学生へのいじめについて、同級生が詳細な証言をしていることが報道されています。人前でズボンを脱がされたり花火を直接向けられたりしたほか、「お前をいじることが最近一番楽しい」「お前を見ているとなんかイライラする」などの暴言もあったといいます。またテロリストになぞらえるようなあだ名を付けられるなどしたともいいます。
 これでも「いじめの具体的事実を特定できない」というのでしょうか。大学側の発表は、いじめを実質的に認めていると受け取れる部分はあるとはいえども、関係者の責任逃れの余地を作っているとも受け取れるものです。