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柔道教室で児童死亡事故:大阪・此花区

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 大阪市此花区の柔道教室で2010年11月、区内の小学校1年男子児童が指導者との練習中に意識を失って倒れ、数日後に死亡していたことが、12月27日までにわかりました。

 報道によると、児童は11月11日夕方、此花区内の整骨院に併設された柔道教室で、男性指導者(整骨院の診療助手)と練習をおこなっていました。
 練習開始から約20分後、児童は吐き気を訴えました。しかし指導者は「途中でやめると根性が育たないと思った」などとして練習を続行させました。児童は咳き込むなどの異変が現れましたが、指導者はさらに練習を続けさせました。児童は午後5時20分頃、指導者に投げられた直後に意識を失い、数日後に死亡したということです。
 司法解剖では児童の死因は「不明」と判断されましたが、大阪府警此花署は業務上過失致死の可能性もあるとみて慎重に捜査しています。
 柔道教室の生徒募集パンフレットによると、指導者の男性について「柔道4段」「学生時代、柔道の名門大学で活躍した」などと記載されているということです。
 第一報的な報道だけでは事実関係を確定しにくい部分もあるのですが、報道の通りだとすれば、練習のあり方に問題があった可能性が高いといわざるを得ません。
 これまで社会問題化している柔道事故でも、被害者が異変を訴えているにもかかわらず指導者が見落とし、精神主義・根性主義的に練習を続行させた結果より重大な結果を招いたというケースが多くありました。過去の重大な柔道事故とも似たような経過を感じます。
 事故の全容を明らかにし、同じような事故を再発させないようにしていかなければいけません。
(参考)
子供の柔道事故相次ぐ 此花の教室で6歳児が死亡(産経関西web 2010/12/27)