学校事故の迅速な調査と情報開示求める要望:NPO法人

 いじめ防止活動に取り組むNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」(神奈川県川崎市)は12月7日、いじめや子どもの自殺など学校関連の事件事故が発生した際の迅速な調査と、被害者や家族への情報開示を求める要望書を、文部科学省に提出しました。

 この要望書には学校関係の事件事故の被害者や遺族も賛同し、群馬県桐生市立新里東小学校で2010年10月に発生した児童自殺事件の遺族も賛同者として名前を連ねているといいます。
 学校で発生する事件事故では、事実関係の調査が迅速に実施されなかったり、被害者・家族には情報が伏せられるなどの問題点が、しばしば指摘されています。さらには、学校側や加害者側にとって都合が悪い情報は事実関係をゆがめられたり、最初から存在しないものにされたりするなどの問題もあります。その結果被害者や家族に二次被害を与えているという状況も、しばしば聞かれます。
 事実を徹底的に調査し情報を開示・共有することは、被害者や家族の思いにこたえることにもなります。また情報の開示・共有は、同種の事件を未然に防ぐことにもつながり、万が一仮に発生してしまった場合に適切な対応をするための教訓やヒントにもなります。
(参考)
◎「子ども自殺、背景を十分調べて」NPOが文科省に要望(朝日新聞 2010/12/7)
◎学校の情報開示制度を…いじめ防止策でNPO(読売新聞 2010/12/7)