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秋田県中学生自殺事件:生徒間のいじめや教育委員会の圧力も

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 秋田県大館市立中学校3年の男子生徒が自殺し、背景にいじめが指摘されている問題で、生徒間のいじめもあったとうかがわせるような報道もされています。

 秋田魁新報2010年11月29日付の記事では「教師からのいじめ」をうかがわせるような内容が中心になっていましたが、毎日新聞(秋田版)2010年11月30日付の記事では生徒間のいじめをうかがわせる内容が記載されています。
 毎日新聞の記事によると、自殺した生徒がいじめられていたという噂が、生徒の家族のところにも入ってきたということです。また遺族が遺品を整理していた際、「恨」などの文字や、血文字で特定の人物の名前が書かれた紙が見つかったといいます。
 さらに市教委が調査を打ち切った経過についても生々しいことが報じられています。遺族によると、市教委から「妹にも悪い影響が及びかねない。ここで調査をやめた方がいいですよ」と圧力・脅しともとれるような発言があったことが指摘されています。
 学校関連の事件・事故が起きた際、学校・教育委員会や地域の有力者がこのような圧力をかけ、調査を打ち切らせようというのは珍しくありません。過去の有名な学校災害(事件・事故)でも、このような圧力が聞かれた例はいくつもありました。
 調査を打ち切らせるために脅しまがいの発言をおこなった上、自分たちの願望でしかない「調査を望んでいない」という意向を勝手に両親の意向ということにした――大館市教育委員会の対応はきわめて悪質です。
(参考)
◎大館の中3男子自殺:保護者が再調査依頼 「いじめ原因の可能性」 /秋田(毎日新聞 2010/11/30)