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児童相談所一時保護所、入所児童間の暴力も

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 研究者や児童相談所職員などでつくる民間団体「児童相談所一時保護所研究会」(事務局・埼玉県新座市)が2010年9月から10月にかけて実施した調査によると、被虐待児童を保護する一時保護所で、他の入所児童に暴力をふるったことがあると回答した入所児童が3割にのぼることが明らかにされました。

 また悪口や暴言を言ったことがあると答えた児童は半数を占めています。
 調査では、虐待対応件数の増加に伴って一時保護所で保護する児童数の増加や、退所後の受け皿不足のために長期滞在を余儀なくされる傾向などが背景にあり、施設の過密化や長期滞在のために子どもにストレスがたまりやすくなる条件が生じて二次被害につながっていると指摘されています。
 虐待からの保護を目的とする施設で、暴力や暴言などの被害に遭うということは、本来ならばあってはならないことです。このようなことを防ぐためにも、一時保護所の増設などでゆとりを持った受け入れをおこなっていくこと、担当職員の専門性の向上や場合によっては増員なども、積極的に考えていくべきだといえます。
(参考)
虐待一時保護所で他の子へ暴力、経験3割 民間調査(朝日新聞 2010/11/27)