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保育園うつぶせ寝死亡事故で両親提訴:栃木

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 栃木県日光市の私立芹沼保育園で2008年12月、生後9ヶ月の男児がうつぶせ寝の状態で死亡した事故で、乳児の両親が11月10日、園の運営法人「社会福祉法人つきかげ福祉会」と栃木県・日光市を相手取り計約6800万円の損害賠償を求める訴えを宇都宮地裁に起こしました。

 遺族側は、担当保育士が園児の動静を注視していなかったことや、事故直前にも栃木県内の保育施設で別のうつぶせ寝死亡事故が発生していたことなどをあげて栃木県・日光市が適切な監督を怠った過失があることを指摘しています。

 また提訴に際しておこなわれた記者会見では、遺族側は「保育園は謝罪もせず、説明責任も果たしていない。なぜ事故が起き、今後どうすれば起きないのか、裁判を通じて訴えていきたい」と話したということです。

 一方で運営法人側は「保育士は注意を払っていた。発見時は完全なうつぶせではなかった。両親に十分な説明をおこなった」などと反論したといいます。

 新聞記事で報じられている内容はきわめて限定的ですが、少なくとも保育園側の一連の対応に対して遺族側が強い不満を抱いていることが読みとれます。

 裁判の形にはなりますが、事実関係の徹底的な解明と、同種事故が起きないようにするための社会的な教訓としていくことが望まれます。

(参考)
◎両親6800万円求め提訴 日光の保育園「うつぶせ死」(下野新聞 2010/11/11)