いじめと指摘された事象、担任認める:桐生市自殺事件

 群馬県桐生市立新里東小学校6年の女子児童が自殺した事件で、担任教諭が警察の事情聴取に対し、「同級生が自殺した児童を無視していた。給食時に同級生がこの児童を避けるように座っていた」などと話していたことが、11月1日までにわかりました。

 毎日新聞(web版)2010年11月2日付『群馬・小6自殺:担任「いじめあった」…学校側と食い違い』が報じています。
 これらの担任が証言した内容は、遺族側がいじめと指摘しマスコミでも報じられている内容とも一致しています。
 一方で記事の本文では、担任教諭はこれらの事象そのものについては認めている様子ですが、それらの事象に対して「いじめ」とはっきりと証言したのかという点については曖昧な点があります。
 しかし少なくとも、遺族側がいじめと指摘している内容については、担任も認識していたということは間違いないでしょう。これは、一般的にはいじめの具体例とみなされる事象です。
 一方で担任教諭は10月31日に校長らとともに児童の自宅を訪問した際、「給食を一人で食べていたのを見ていたのではないか」「いじめがあったことを知っていたのではないか」などという遺族側からの問いかけには具体的に答えることはありませんでした。
 学校側や教育委員会がいじめの事実を隠蔽しようと組織的な対策をとっているため、校長がいる前では具体的に証言できなかったのではないかとも疑われます。