※当ブログは新サイト に移転いたしました。

新規の編集は、新サイトの方で実施しています。

リポートなどの「コピペ」、大学も対策図る

 毎日新聞2010年10月30日付に『新教育の森:学生の「コピペ」、大学も対策に本腰 パソコンでの検出、処分明確化など』が掲載されています。

 記事によると、大学での学生の課題リポートなどで、インターネット上の文章や資料をコピペ(コピー・アンド・ペースト)して盗用し、レポートに貼り付けて提出する行為が目立つようになり、大学側が対策に乗り出しているということです。
 コピペ発覚の際には停学処分や当該学期に履修した全科目の単位無効なども含めた厳しい処分を打ち出している大学や、履修案内でコピペへの注意を喚起する大学、論文・リポートの書き方を教える必修科目を開講して指導する大学も現れているといいます。
 阪南大学の花川典子教授(ソフトウエア工学)が開発したコピペ検索システムの実験によると、2010年7月の同大学の期末レポート58科目5249点のうち、約4割がコピペの疑いありと判定されました。また金沢工業大学の杉光一成教授が学生を対象におこなった調査(2010年6月、東京都内3大学82人)によると、約4割の学生がコピペをおこなった経験ありと回答したということです。
 コピペをおこなう学生には、問題行動をおこなっているという意識が薄く一度コピペに手を出すと常習する傾向にあるということも、あわせて指摘されています。
 コピペは文章盗用行為であり、決しておこなってはいけません。またリポートとしてコピペが常用されると、その科目を学ぶ意味そのものが問われることにもなります。
 一方で大学でも、また高校までの教育でも、文章の書き方などに対する教育が十分におこなわれていないという指摘もあり、そういった大きな視点からも改善を要する必要もあるでしょう。