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「体罰」加害者氏名・勤務校名などを公開:鳥取県

 鳥取県教育委員会が2010年6月、県内の公立学校で過去5年間に発覚した「体罰」事件について、加害者の氏名や当時の勤務校、処分内容を含む事件概要の情報を、情報公開開示請求者に対して開示していたことが、8月12日までに明らかになりました。

 対象となったのは、5年間・17件の事件だということです。懲戒処分だけではなく、行政処分である文書訓戒や口頭注意などの措置についても開示しています。なお、被害者の児童・生徒を特定するような情報については、開示対象に含まれていません。
 「体罰」教員の実名・勤務校名・処分状況を含む事件概要の公開は、全国的にもおそらく初めてではないかとみられます。
 いわゆる「体罰」をはじめとした対児童・生徒暴力、また校内でのわいせつ行為などでは、問題が発覚しても加害者の教師の氏名が公表されることはほとんどありません。また事件の発生した地域・学校についても伏せる対応がされる場合もあります。
 加害者の情報が徹底的に伏せられる結果、「加害者はいつの間にか他校に転任し、転任先の学校関係者は前歴を知らないまま、加害者は再び同様の問題を起こして新たな被害者を生む」という事例が全国的にも多数相次いでいます。
 「体罰」やそれに準じる行為(感情的な暴行や児童・生徒いじめ行為など)では加害者の実名と勤務校を公表することも、再発防止策の一環となります。公表の動きが全国的に広がることを願います。また「体罰」加害者情報については、住民が容易に情報にアクセスできる体制を構築することも必要です。
(参考)
体罰処分の全教員名を公開 鳥取教委、口頭注意でも(2010/8/12)