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川崎市立中学校いじめ自殺:生徒4人がいじめ認める

 川崎市立中学校の男子生徒が「友人へのいじめを止められなかった」などとする遺書を残して6月7日に自殺した問題で、遺書で名指しされていた生徒4人が、自殺した生徒とその友人へのいじめをおこなっていたことが6月24日までにわかりました。

 学校側によると、4人は同日までに、学校の調査に対していじめ加害の事実を認めたということです。自殺した生徒は、友人へのいじめをかばったことで、自分にもいじめの矛先が向けられたといいます。
 また生徒の母親が担任教諭にいじめを相談しながら、担任はその事実を学校側に報告していなかったこともわかりました。

朝日新聞2010/6/24『いじめ、遺書で名指しの4人が認める 川崎の中3自殺』より
 母親によると、今年2~3月ごろ、生徒がいつもと違って口数が少ないなど様子がおかしかったため、問いただした。すると、生徒は「友人が嫌な思いをしているから僕は助けてやりたい」と泣きながら話し出したという。母親は「周りでいじめが嫌だと思っている子たちと一緒になって戦うなら戦いなさい」と話したという。
 母親は4月、家庭訪問した教諭に「息子がいじめられている友人を心配しているので、よく見ていてください」と伝えた。担任教諭は「わかりました」と答えたという。
 同校の校長によると、こうした経緯は3年を担当する教諭の一部しか知らず、校長への報告はなかったという。

 もちろん一番悪いのはいじめ加害者です。その一方で学校側がきちんと対策をとっていれば、最悪の事態は避けられた可能性もあります。
 この問題については、学校側は責任逃れや保身を図ることなく、客観的事実に基づいてきちんと調査を実施すべき事案です。