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柔道安全プロジェクト設置決定:全日本柔道連盟

 全日本柔道連盟は6月16日の理事会と評議員会で、特別委員会「柔道安全プロジェクト」の設置を決定しました。

 中学校・高校の柔道部指導者や地域道場の指導者を対象に、指導上での安全対策と事故防止を徹底する目的だということです。
 近年、学校の柔道部活動中の事故に関する訴訟が大きく報じられる例が相次ぐなど、柔道での重大事故が社会問題化しています。また柔道はほかの競技と比較して事故発生率が高く、重大な事態を招く例もあるといいます。
 一方で海外では、日本と比較して柔道での重大事故の発生率ははるかに低いといいます。
 2012年度実施の新学習指導要領では、中学校保健体育科で武道が必修化されることになっています。武道の種目として学習指導要領では柔道・剣道・相撲の3種目が明記され、また条件によってはほかの武道(弓道・なぎなたなど)の履修も含めて、少なくとも1種目を学習することになります。中学校の体育の授業で柔道を取り上げる機会が大幅に増え、事故の増加も危惧されています。
 指導に際しては、安全性への配慮を徹底すること・事故を可能な限り防止することが前提となるといえます。海外では重大事故がほとんど発生せず、日本で事故が続出していることについては、指導上の工夫で事故が激減できる可能性も示唆しているといえます。
 研究を深め、事故防止を徹底してほしいと願います。
(参考)
◎柔道の安全指導プロジェクトが発足(朝日新聞 2010/6/17)