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民間託児所児童死亡事故、両親が経営者告訴:沖縄

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 沖縄県石垣市の民間託児所で2010年2月、生後3ヶ月の男児がうつぶせ寝で死亡した事故で、両親が「経営者の女性保育士(58)が事故当時、死亡した児童を含む乳児12人を放置して外出し、託児所に保育者がいない状態だった」などとして、保育士を6月11日までに業務上過失致死・保護責任者遺棄致死などの容疑で刑事告訴・告発していたことがわかりました。

 また託児所は当時、認可外保育施設の届け出を出していなかったとして、児童福祉法違反容疑でも告発しています。
 事故は2010年2月1日に発生しました。新聞報道によると、当日午前10時半頃に男児をうつぶせで寝かせました。午前11時半頃から約40分間、近所のフィットネスクラブに外出し、託児所には乳児12人のみとなっていました。正午過ぎに戻った保育士は異変に気づきましたが救急車を呼ばず、保育士の家族の車で病院に連れて行ったということです。
 児童は死亡しました。死亡時刻は、保育士の外出前後の午前11時~12時頃だと推定されています。警察の司法解剖では「感染性肺炎」と判断され、事件性はないと判断されたということです。一方で児童の家族は「当日朝、託児所に預けたときは元気だった」として、司法解剖結果に疑問を持っているといいます。
 保育士は新聞社の取材に応じ、外出して保育者不在の状態にしたことなど告訴・告発内容については大筋で認め、「経験で動いたのが悪かった。人一人を亡くしたのだから、償いはしたい」などと反省の弁を述べています。一方で、死亡した男児は当日朝登園直後から体調が悪く嘔吐していたとして「嘔吐物で窒息しないよううつぶせ寝にした」と話しているということです。
 託児所は事故後認可外保育施設の届け出を出しましたが、経営者が事故にショックを受けたとして営業を休止しているということです。
 刑事事件としての展開や、当事者間で主張に食い違いを見せている事故当日の児童の体調については、現時点ではここで判断できるものではありません。しかし少なくとも、保育者が不在になっていたというのは重大な過失であるといえます。適正な対応を願います。
(参考)
託児所40分無人 乳児死亡 親が保育士告発 石垣市内2月の事故(沖縄タイムス 2010/6/12)
保育士「怠慢だった」 石垣乳児死亡 親の主張 一部否認(沖縄タイムス 2010/6/12)