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川崎市無認可保育園死亡事故、和解成立

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 神奈川県川崎市宮前区の無認可保育園「すみれの園保育園」で2005年3月に発生した園児死亡事故をめぐり、遺族が元園長らを訴えていた民事訴訟で、6月3日に横浜地裁川崎支部で和解が成立しました。

 元園長らが事故を謝罪し、解決金約2600万円を支払う内容だということです。
 事故は当時1歳だった男児が、園長が目を離したすきに手洗い場の水(深さ約10センチ)に顔をつける形で溺れ意識不明の重体になり、7ヶ月後の2005年10月に死亡したものです。
 遺族側は以下のような見解を発表したということです。

和解後、遺族は「私たちにとってはお金の問題ではない。裁判が終わっても息子が亡くなった心の傷は癒やされない」と話した。
(東京新聞2010/6/4『宮前の保育園でき死事故訴訟 遺族、園側が和解』)

 裁判上の和解は、単に「法的係争を終結させる」という事務的な意味しかありません。日常用語の和解のように「仲直り」のような価値判断は必ずしも含まれていません。
 裁判上では終結したとはいえども、遺族にとっては無念さや悲しみが消えることはないでしょう。社会的には、事故の内容を教訓化し、同種事故を再発させないための対策をとっていくことが重要になってくるといえます。