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統合校の新校名めぐり対立:山形・酒田市

 山形県酒田市では市立中学校2校を2011年度に統合予定ですが、新校名をめぐって教育委員会と学校関係者が対立しているということです。

 『山形新聞』2010年6月11日付『新校名「納得できない」 酒田一中、五中保護者が市教委と対立』が報じています。
 記事や学校関係者が発行する関連資料によると、酒田市立第一中学校と酒田市立第五中学校を統合するということです。統合校の校名は、両校の保護者らによる統合準備委員会が2009年11月、「光ヶ丘中学校」を候補とし、酒田市教育委員会に提案しました。
 「光ヶ丘中学校」の案は、新校(現第一中学校敷地)近隣の地名や、過去に地域に立地していたが閉校した光ヶ丘小学校の名称などを踏まえているということです。
 統合準備委員会での校名検討の際、数字での校名は候補に入れず、また従来の両校の校名については「両校の関係者にしこりが残る」として候補から外していました。
 しかし酒田市教育委員会は、準備委員会の提案直後の2009年12月、旧市街地で「ナンバースクール」が定着しているとして、番号が付された中学校の統合の際の新校名は番号での校名とするとする方針をまとめ、さらに新中学校の校名を「第一中学校」とする案を内定しました。
 それに対して住民側は、「酒田市教委は当初、統合準備委員会の意見を尊重するとしていた」などとして強く反発し、「第一中学校」案の白紙撤回と住民が納得する方法での校名の再検討を求める意見が噴出したということです。
 学校統廃合の際、新校の校名が争点になるというケースはあちこちで発生しています。
 今回のケースでは、資料を調べた限りでは住民側の校名案選定過程は理解できます。一方で酒田市教委がいわゆる「ナンバースクール」にこだわることは理解に苦しみますし、住民の意向を無視して後出し的に案を内定したことも反発を招く要因になるといえるでしょう。