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児童虐待、歯科医に意識調査

 一般社団法人・日本小児歯科学会は、同学会が資格認定する小児歯科の専門医を対象に、児童虐待への対応や意識に関する調査を実施する方針を決めました。調査結果をまとめ、虐待問題への対応の方向性を検討することにしています。

 歯科医師は、歯科検診や治療などの際に虐待を見つけやすい立場にあるということです。例えば、東京都江戸川区で2010年1月に発生した小1男児虐待死事件では、生前にこの児童の歯を治療した歯科医師が異変に気づいて虐待通告をおこなったことが明らかになっています。
 また被虐待児の虫歯罹患率は平均の約3倍と突出していて、ネグレクトとの相関関係が見られるという調査結果もあります。
 調査は調査票形式で実施され、虐待問題への関心や虐待疑い事例への遭遇の有無、疑い事例に遭遇した経験があった場合にはその時にどんな対応を実施したかを調べるということです。
 児童虐待問題は一部の専門家だけで取り組むのではなく、社会全体で取り組んでいかなければならない緊急課題です。歯科医師の立場からも実態を把握し、取り組みの方向性を模索することは望ましいことだといえます。
(参考)
◎歯科医に虐待意識調査 相談・通告 指針に反映(東京新聞 2010/5/30)