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「高校授業料無償化で奨学金不要」誤解広がり寄付中止急増:あしなが育英会

 高校授業料無償化を受け、親を亡くした学生・生徒を支援する「あしなが育英会」に対して「無償化で奨学金は必要なくなったのではないか」という誤解が広がり、これまで継続的に寄付を寄せてきた人が同会への寄付を打ち切るケースが急増しているということです。

 継続的に寄付を寄せてきた人のうち、2010年3月~4月に寄付を打ち切った人は昨年度同期と比較して倍増しているといいます。中には「高校の授業料無償化のため、寄付を3月で終了します」と連絡した人もいたということです。
 また街頭募金活動でも「授業料無償化で必要ないのではないか」といわれることも増えているということです。
 しかし実際は、授業料こそ無償となったとはいえども、教材費や通学費用などの諸経費がかかります。またあしなが育英会の奨学金対象者には、従来から授業料減免措置の対象となってきた人が多数を占めているということで、無償化の恩恵は薄いということです。経済的理由からの中退や進学断念なども相変わらずみられるといいます。
 授業料無償化といえども、人によってはやはり、奨学金などの踏み込んだ支援が必要な場合もあるでしょう。「無償化だから奨学金は必要なくなる」といった誤解が、これ以上広がらないことを願います。
(参考)
◎「あしなが」寄付中止急増、高校無償化で誤解も(読売新聞 2010/5/29)