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山形いじめ自殺訴訟、当時の聞き取り状況を開示へ

 山形県立高畠高校2年生だった女子生徒が2006年に自殺した問題がありました。この問題はいじめ自殺の可能性が指摘されていますが、遺族が起こした訴訟に関連して、山形県は当時の聞き取り状況を両親に開示することに同意したということです。

 訴訟の進行協議が5月18日にあり、原告側弁護士が明らかにしました。
 学校や山形県教育委員会は生徒・教職員からの聞き取りを元に、いじめはなかったと結論づけました。それに対して両親が、聞き取り状況の開示を求めていたものです。裁判所も山形県に対し、任意提出を要請していました。
 聞き取り対象の個人の特定などを避けるという前提を踏まえた上で、聞き取り状況については全面的に開示されなければならないのは当然でしょう。
 一方で学校関連の事件事故では、聞き取り対象者の個人特定を避けるなどとする名目で、伏せる必要のない箇所まで非開示として「読んでも黒塗り・伏せ字ばかりで何のことかわからない」という情報開示も過去にありました。こういう拡大解釈(悪用)は避けなければならないということも、あわせて指摘しなければなりません。
(参考)
◎高畠高の女生徒自殺:聞き取り調査、両親に一部開示へ--県 /山形(毎日新聞 2010/5/19)