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堺市1歳児虐待死事件、加害者を起訴:大阪

 大阪府堺市堺区の1歳男児虐待死事件で、大阪地検堺支部は5月6日、母親の内縁の夫だった容疑者(23)を同日付で傷害致死容疑で起訴したと発表しました。

 事件は2010年4月に発生しました。起訴状によると、容疑者は同年4月8~13日頃に被害児童の腹を押さえつけるなどの暴行を繰り返し、4月14日に死亡させたとしています。容疑者は容疑を認め、「泣かれるといらいらした」「あざを母親に問いただされ、腹部ならばれにくいと思った」「他人の子どもだからやれた。自分の子だったら暴行していなかった」などと供述したといいます。
 一方で、被害児童の実父がマスコミ取材に応じ、心中を語ったということです。父親によると、両親は2009年末に離婚し、被害児童は母親に引き取られました。父親は離婚後には子どもに会いに行けず、4ヶ月後に通夜の場で遺体を見たときには「一回り小さくなっていた」といいます。
 父親は「子どもの遺体が『なんでパパ、助けてくれへんかったん』って語っていた(ように感じた)」「自分が引き取っていれば助かっていた」「自分にも罪がないとは思っていない」「虐待される子どもがいなくなるように何か行動したい」など、強い無念の思いを吐露したということです。
 卑劣な事件であり、関係者の心情は察するにあまりあります。容疑者については、現行法で最大限の厳罰に処すべきでしょう。
 同時にこの事件は特殊な事件というわけではなく、同様の事件が各地で発生しているのが現状です。このような事件を再び起こさせないような社会を作るためには、何をしていけばいいのでしょうか。これは社会全体に突きつけられた緊急課題だともいえます。