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取材ノート10:霧島の天窓転落事故 過去の教訓生かされず /鹿児島(毎日新聞)

 『毎日新聞』(鹿児島版)2010年5月2日付に『取材ノート10:霧島の天窓転落事故 過去の教訓生かされず /鹿児島』という記事が掲載されています。

 2010年4月に鹿児島県霧島市立陵南小学校で発生した天窓転落事故を受け、背景を取材しています。
 記事によると、1983年~2007年の25年間に日本スポーツ振興センターの学校災害共済給付対象となった天窓からの転落事故は7件でした。
 発生件数自体は他の事故と比較すれば多くありません。その一方で、高所からの転落という性質上危険度は高く、一度事故が発生すると死亡や重傷など重大な結果を招くことになります。
 近年では2007年3月には愛媛県伊予市立小学校で、また2008年6月には東京都杉並区立小学校で、それぞれ天窓からの転落事故が発生しています。東京の事故では児童が死亡し、愛媛の事故でも後遺症が残る重傷を負っています。鹿児島の事故も含めた3事故は、報道などではかなり大きく扱われていました。
 東京都の事故を受けて文部科学省も安全対策を指導しましたが、鹿児島県の事故では過去の事故の教訓が生かされなかったことが指摘されています。
 記事では専門家の意見も踏まえ、安全管理の責任者を配置したり、危険箇所への物理的措置や点検を実施するなど、ソフト面・ハード面の双方から事故防止の対策を進めるべきとしています。
 事故は未然に防いでいかなければなりません。未然に防ぐためにも、可能な対策を積極的に実施していくことが重要です。