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柳川高校テニス部集団暴行事件、被害者が提訴

 福岡県柳川市の私立柳川高校1年生だった2008年当時、在籍していたテニス部で集団暴行や現金を脅し取られるなどの被害を受けたとして、元生徒の男性が学校や加害者の部員15人を相手取り、約660万円の損害賠償を求めて横浜地裁小田原支部に提訴していたことがわかりました。

 『朝日新聞』2010年4月21日付『「柳川高テニス部で暴行被害」生徒、学校側などを提訴』が報じています。同記事によると、提訴は2010年2月24日付でおこなわれ、2010年4月23日に第1回口頭弁論が開かれる予定だということです。
 過去の報道などを総合すると、暴行は複数回にわたっておこなわれました。2008年5月22日、寮の同室の3年生部員がこの部員に対して、テニスボールを投げて拾わせる行為を繰り返しました。その際にボールが私物に当たったとして3年生部員が被害部員を殴り、鼻の骨を骨折するけがを負いました。このほかにも、寮内の点呼に遅れた・禁止されている携帯電話を持ち込んだことへの連帯責任などとして、複数回にわたって集団暴行を受けたということです。
 被害生徒は2008年10月に転校しました。
 この事件では、部員9人が傷害や暴行などの非行事実で家裁送致(2人を不処分・7人を審判不開始)、部員5人が暴行容疑で書類送検(嫌疑不十分として不起訴)となっています。
 刑事事件や家庭裁判所の審判としては被害者側からみればよい結果が出ていませんが、それは必ずしも「無実だから処分されなかった」というわけではありません。実際、書類送検当時の報道によると、加害者は暴行の事実を認めていたということです。
 今回の事件はきわめて悪質ないじめ・集団暴行であり、適正な判決が望まれます。