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浦安事件「支える会」要望書提出:浦安市は謝罪拒否

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 千葉県浦安市立小学校の養護学級で2003年に発生した「浦安事件」(教諭が担任クラスの知的障害児に対し、暴力やわいせつ行為を日常的に繰り返した事件)で、加害者の暴力やわいせつを認め千葉県や浦安市に損害賠償を命じる東京高裁判決が確定したことを受け、「浦安事件・被害者とその家族を支える会」は4月12日、千葉県と浦安市に対して要望書を提出しました。

 「支える会」では千葉県や浦安市に対し、被害者と家族への謝罪・再発防止策をとること・賠償金を加害者に求償することなどを求めたということです。
 浦安市は「市の調査で事実は確認できなかった」という姿勢を崩さず、対応に当たった市職員は「謝罪はしない。理由は説明しない。市長も教育長も会わない」と発言したということです。
 同種の事件と比較しても、浦安市の対応の異常さは際だっています。
 市の調査で事実が確認できなかったといっても、必ずしも「事実関係そのものが存在しない」というわけではありません。実際、市の調査で確認されなかった事実が裁判で認定されています。
 また事件をまともに受け止めず、賠償金を払って幕引きしたいという意図も透けて見えます。再発防止策と被害者へのケアこそが重要であるにもかかわらず、その点を放置していては被害者への救済にはつながらない上、第二・第三の事件の余地を残すことになります。
 千葉県と浦安市が被害者やその家族に謝罪すること、再発防止策をとること、加害者に賠償金相当額を求償すること、依願退職した加害者に支払った退職金を返還させること、教育職員免許法第11条に基づいて加害者に教員免許取り上げの処分をおこなうこと――これらは被害者救済のためにも、また同種事件再発防止のためにも必要不可欠です。
 また浦安市では2010年秋に市長選が予定され、現職市長が再出馬を表明しています。この現職市長、初当選から一貫して、福祉や教育を重点施策にするという姿勢を見せているようですが…。浦安市民の皆さんには、浦安事件で市長・市当局が取った対応についても参考にしていただきたいものです。
(参考)
浦安事件 謝罪と再発防止策を(東京新聞 2010/4/13)
わいせつ訴訟 浦安市「謝罪しない」(朝日新聞・千葉版 2010/4/13)
浦安の教諭わいせつ:市は謝罪拒否 少女の支援者ら申し入れに /千葉(毎日新聞・千葉版 2010/4/13)