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部活動中に倒れ重体、学校の安全配慮義務違反として提訴:兵庫

 兵庫県立龍野高校2年生だった女子生徒が2007年5月、硬式テニス部の練習中に熱中症で倒れ植物状態になった事故で、両親が4月2日、「学校側が安全配慮義務を怠った」などとして、兵庫県に対して総額3億9430万円の損害賠償を求めて神戸地裁に民事提訴しました。

 事故は2007年5月24日に発生しました。顧問教諭は当日、練習開始から約30分後に校外へ出張しました。キャプテンだったこの生徒や他の部員は、顧問から渡されたメモに基づいて練習をおこなっていたということです。

 原告側によると、事故当日は中間試験の最終日で部員らは寝不足状態で、温度・湿度ともに高かったことを指摘し、「軽めの練習にすべきだった」と主張しています。

 また部活動に顧問が立ち会わなかったことについても、安全配慮義務違反と指摘しています。

 現時点では報道されている範囲でしかわからないところはあるのですが、報道の端々からは、両親が「事故に対する県や学校の対応は不誠実」と感じているということが浮かび上がります。

 学校関係の事件・事故の訴訟では、学校や教育委員会が不誠実な態度、ひどい場合には被害者を組織的に攻撃するような態度を取って事態が大きくこじれ、やむなく提訴せざるを得なかったという経過をたどっているものが多くあります。今回もそのパターンなのでしょうか。