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転落事故訴訟、原告側の訴え一部認める:静岡地裁浜松支部

 静岡県浜松市の静岡県立浜松北高校で2002年、当時1年生だった男子生徒(現在23歳)が校舎屋根から転落した事故がありました。この事故の民事訴訟で、静岡地裁浜松支部は3月15日、原告側の訴えを一部認め、静岡県に約2000万円の支払いを命じる判決を下しました。

 事故は2002年5月に発生しました。屋根の上に乗ったテニスボールを拾おうと生徒がガラス製の屋根(高さ約4.7メートル)に乗ったところ、ガラスが割れて転落しました。生徒は足などに後遺症が残ったということです。
 裁判では同種の事故が以前にも発生していたことを理由に、事故の予見可能性があったとして当時の学校関係者の責任を認定しました。その一方で屋根の設計に問題があったという原告側の主張については退けられたということです。
 事故のあったガラス製屋根の設計がどうなっているのかは、報道の範囲だけではわかりません。しかし一般的にいって、学校の校舎屋根や天窓等からの転落事故はしばしば発生しています。事故を教訓化し、校舎設計や学校現場での安全指導に生かしていかなければなりません。
(参考)
◎浜松北高転落事故:県に2000万円支払い命令 予見できた--地裁支部判決 /静岡(毎日新聞 2010/3/16)