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全国学力テストの自治体別結果公表:大阪府教委

 大阪府教育委員会は8月13日、全国学力テストの自治体別結果を公表しました。

 大阪府では橋下徹知事が独自に公表した経過がありますが、教育委員会としての公表は初めてになります。
 文部科学省は、都道府県教育委員会がデータを開示することを禁じています。大阪府教委も当初は非開示を貫いていましたが、開示を求める一部勢力が非開示に不服を申し立てた結果、情報公開審査会で開示を求める答申が出されたという背景もあります。
 大阪府では、全国平均と比較して成績が思わしくなかったとして大騒ぎになっています。しかし実際の成績状況は、統計上の誤差の範囲のレベルでしかありません。また平均点や地域別の順位は、児童・生徒一人一人の到達状況を示すものでは内のは明らかであるにもかかわらず、平均点や順位ばかりを絶対視する俗物的な傾向が生まれています。
 都道府県別の成績公表でもこのような混乱が発生した過去から見れば、各自治体ごとに同様に、平均点や順位にのみ執着し、一人一人の到達状況や弱点克服がないがしろにする傾向が生まれることは、容易に予想できます。
 現行の全国学力テストの実施方法自体に問題がありますが、成績公表では何のメリットもありません。