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京都市立中学校の「学習確認プログラム」導入

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 京都市教育委員会は、中学生の学力向上を目指して、生徒の弱点に応じた個別の宿題プリントを作成・配布する「学習確認プログラム」を市立中学校に導入するということです。

中学生学力向上へ 京都市教委 テスト+弱点克服で塾並み指導〔『京都新聞』2006/5/19〕
 京都市教委は本年度から、高校進学を控えた中学生の学力向上を目指し、学力テストと復習教材を組み合わせて生徒の家庭学習を支援する「学習確認プログラム」を導入する。テスト結果から生徒の弱点を見つけ、1人1人に応じた宿題プリントを配布する塾並みのサービスで、「塾に行かなくても希望の進路に見合う学力をつけさせる」としている。
 19日の5月定例市議会一般質問で、門川大作教育長が明らかにした。
 民間の教材会社と共同開発した同プログラムでは、中学2年の1月から3年の12月までに計5回、国語や数学など主要五教科のテストを実施する。
 テスト結果はコンピューターで分析し、個々の生徒にどの出題分野が弱いかを個人データとして示す。さらに、それぞれの弱い分野を補う復習プリントを「フォローアップ教材」として各生徒に配る。
 テストは全員が対象で、1回当たり600円の個人負担を求める。市教委は「塾の模試では1回数千円もかかる。自分の弱点を把握し、それを克服する自学自習の習慣作りを公教育が行うことで、塾に行けない子も学校だけで希望の進路を実現できるようにしたい」(学校指導課)としている。

 公教育として必要な学力を身につけさせ、希望の進路を実現していけるようにするという目的そのものは、きわめて重要なものです。
 テスト結果のコンピューター解析や弱点克服問題の各個人への配付など、従来の学校では難しかった分野に挑戦しているという意味では注目されます。その一方で、生徒への個人負担を求めることや、「課題を配付して終わりするのではなく、何らかの形でフィードバックさせることも必要」などといった課題もあるでしょう。