※当ブログは新サイト に移転いたしました。

新規の編集は、新サイトの方で実施しています。

「指導力不足」での分限免職は不当:大阪高裁

 「新採用で赴任した小学校で『指導力不足』として、試用期間終了の1年後に分限免職処分を受けたのは不当」として京都市立小学校元教諭の男性(36)が処分取り消しを求めて訴えていた訴訟で、大阪高裁は6月4日、免職は不当とした一審京都地裁判決を支持し、京都市の控訴を棄却しました。

 報道などによると、元教諭は2004年度に採用され、京都市立洛央小学校(下京区)に赴任して5年生を担任しました。担任クラスが学級崩壊状態になるなどしたとして、試用期間満了後の2005年3月に分限免職処分を受けました。
 高裁判決では一審同様に学級崩壊を認めた上で、「教諭の資質だけによるものではない」「学校側の指導や支援態勢も十分ではなかった」と判断しています。また試用期間時点では経験不足から職務成績が不十分でも「将来成長する資質・能力があるかという観点から判断すべき」と指摘しています。
 この元教諭の事例については報道されている以上のことはわからず、また報道では概略しか書かれていないので、この事例について個別にコメントするには情報不足のために差し控えます。しかし一般的には、不適格教員の認定方法について一石を投じることになるといえるのではないでしょうか。
(参考)