※当ブログは新サイト に移転いたしました。

新規の編集は、新サイトの方で実施しています。

児童虐待対策で親権「一時停止」も検討:法務省

 法務省は児童虐待への対策として、虐待を繰り返す親から親権を一時的に停止することも可能にする法制度の検討に入ることを決めました。

 専門家らによる研究会で検討し、検討の結果をもとにして、法務大臣の諮問機関である法制審議会に法改正を提言する方針になっています。
 現行法では被虐待児童の保護などの権限はあっても、親権自体は親にあるためにトラブルになるケースも多いということです。また親権の制限は家庭裁判所での親権喪失制限申立によって可能ですが、影響が大きいために現状の運用としては慎重になっているということです。
 虐待に対して親権を一時的に制限することは課題が大きいとはいえます。一方で子どもの人権を守るという観点から考えれば、やむを得ない緊急の場合にはそういった措置もありえるでしょう。拡大解釈などで過剰適用の余地が生まれないような配慮は当然必要ですが、必要な場合に的確な対策がとれるような方策は検討の必要があると考えられます。