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西淀川児童虐待死事件:保護責任者遺棄致死容疑で再逮捕

 大阪市西淀川区の児童虐待死事件で、大阪府警は5月21日、被害児童の母親とその内縁の夫(死体遺棄容疑で逮捕)を保護責任者遺棄致死容疑で再逮捕しました。

 大阪府警が保護責任者遺棄致死容疑を適用した理由については、容疑者が「しつけ」などと供述したことや、遺体に目立った外傷がなかったこと、容疑者が殺意を否定したことなどから、殺人容疑や傷害致死容疑を適用するのが困難だと判断したとされています。
 ある意味では、加害者が法律上の抜け穴にうまく入り込んだ事件だともいえます。現行の刑事事件の手続きの上ではこうするしかないということは、理論上はそうなのでしょう。しかし心情的には「被害者の人権は何重にも踏みにじられる一方で、加害者の人権は手厚く守られる」というのも腑に落ちませんし、実質的には殺人や傷害致死事件ではないかと感じます。
 児童虐待事件に限らず、学校での教師の暴力やわいせつ事件に関しても同じことが言えますが、子どもが被害に遭う事件では加害行為が軽く扱われる・下手をすれば子どもに危害を加えても合法行為扱いにすらされてしまうということも珍しくありません。こういう現状も腑に落ちません。