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全国学力テストの平均点向上目標:大阪府

 大阪府教育委員会は5月8日までに、全国学力テストの大阪府平均点を全国平均までに引き上げる目標を決めました。

 また全国学力テストと同時実施される生活状況に関する調査についても、全国平均まで引き上げるということです。
 しかしこれらの施策は、ゆがんだ発想に基づくものです。全国学力テストが地域別・学校別の過度の競争と序列化しかもたらさないということを如実に示しています。
 平均点といっても全国平均と統計上有意な差はないと判断して差し支えないレベル(統計上の誤差のレベル)です。また何よりも、児童・生徒個人の到達状況を無視して平均点にだけ目を向けても無意味です。
 大阪府教委の施策では、各学校現場では平均点を上げるための対策にだけ目を向けられ、全体的・総合的な学力向上や一人一人の弱点把握と克服という視点が忘れ去られる危険性へとつながっていきます。これは決して根拠のない予想ではなく、実際にほかの地域で起こっていることなので、大阪府でも同じ結果になるのは目に見えています。