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天草市立小学校で「体罰」事件発覚:熊本

 熊本県天草市立二浦(ふたうら)小学校で5・6年を担任する男性教諭(45)が、担任クラスの男子児童4人を素手やオセロゲーム盤で殴り、うち1人にけがを負わせていたことがわかりました。

 事件は2009年4月24日朝に発生しました。新聞報道によると、5年生男子3人と6年生男子1人の合計4人が始業時間を過ぎても別室で遊んでいたとして、教諭が児童2人を平手打ちし、別の児童2人をゲーム盤で殴ったということです。ゲーム盤で殴られた男子児童の一人(5年生)が、頭を2針縫うけがをしました。教諭は「前日も時間を守らない児童がおり、感情的になった」などと説明したということです。
 学校側は「保護者が謝罪を受け入れた」として市教委への報告をおこなっていませんでしたが、5月になり報道機関の取材によって事件が発覚し、5月5日付で届け出たということです。天草市は事件を「体罰」と認めています。
 天草市といえば、市立小学校の「体罰」訴訟の最高裁判決が4月28日に出たばかりです。講師が胸ぐらをつかむなどした行為に対し一審・二審で「体罰」を認める判決が出されたものの、いずれも「教育的指導であり『体罰』にはあたらない」と天草市が控訴・上告し、その結果「講師の行為はやや感情的な行為だが、教育的指導」とする最高裁判決になりました。
 「体罰」訴訟ではやや強引とも思えるようなような争い方をしてきたのに、今回の事件では早々と違法な「体罰」と認めているのは、2つの事件に何の違いがあったのでしょうか。もちろん、今回の行為も違法な「体罰」であることは疑う余地もなく「体罰」を認めるのは当然という前提ですし、「体罰」訴訟にしても今回の事件にしても報道以上のことはわかりませんが、その点が気になります。