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福島県須賀川市立第一中学校柔道部暴行事件:県・市・加害者に賠償命じる

 福島県須賀川市立第一中学校で2003年、当時1年生だった柔道部員の女子生徒が柔道部部長の男子生徒(当時2年生)から練習を装った暴行を受けて意識不明の重体となった事件の民事訴訟で、福島地裁郡山支部は3月27日、福島県・須賀川市・男子生徒が連帯して総額約1億5554万円を支払うよう命じる判決を出しました。

 事件当時顧問教諭らが練習に立ち合っていなかったこと・事件の前にも女子生徒が部活動中にけがをしていたことなどをあげて、学校側が安全対策に配慮しなかった過失を指摘しています。また事件後も学校側が隠蔽・責任逃れに動いたことも指摘しています。

 判決では男子生徒の行為についても「練習や指導の範ちゅうを逸脱した暴行」と認定し、賠償金のうち約330万円は男子生徒と連帯して支払うよう命じています。

 現時点での報道を読む限り、裁判の上では原告側の全面勝訴と理解して差し支えないのではないかと思われます。一方で被告側が控訴してくる可能性もあり、予断を許しません。被告側は控訴を断念すべきでしょう。

 被害にあった女子生徒は現在も意識不明の状態が続いているということです。女子生徒が少しでも回復することを祈ります。