※当ブログは新サイト に移転いたしました。

新規の編集は、新サイトの方で実施しています。

名古屋市長、全国学力テストに「深い議論必要」と表明

 名古屋市の松原武久市長は、全国学力テストについて慎重な見解を表明したということです。

松原・名古屋市長:「深い議論必要」 全国学力テスト参加に慎重論/愛知〔『毎日新聞』2006/5/2〕
 名古屋市の松原武久市長は1日の定例会見で、文部科学省が07年度からスタートする全国学力テストについて「参加するにしても深い議論が必要」と述べた。
 全国学力テストを巡っては、犬山市が「画一的な教育につながる」として不参加を表明。松原市長は「教育委員会が考えていくべき問題」としながらも「新しい学力観に関する議論がはっきりしないままテストに行っていいのかなという思いはある」と指摘。その一方で「客観的なテストをすることで子どもが自分のプロフィルを知ることは大事」とも述べ、議論が必要との認識を示した。(後略)

 松原・名古屋市長の発言は、市長の立場や教育委員会と市長との関係という問題があるので言葉を選んで発言しているものの、実質的には危惧を表明していると受け取れるものです。
 もちろん市長発言が名古屋市教委に圧力をかける形になってはまずいですが、学力テストの意義そのものについては教育委員会として独自に検討すべき論点だといえるでしょう。
 文部科学省が上から学力テストを押しつける形でなく、各教育委員会が学校現場の声を聞きながら学力テストの意義を検討し直すことが必要になってくると思われます。