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七生養護学校性教育訴訟:東京都が控訴

 東京都立七生養護学校(現・七生特別支援学校)の性教育で不当な介入を受けたなどとして教員らが損害賠償などを求めた訴訟で、東京都は3月23日、性教育への不当な介入を認めた一審東京地裁判決(3月12日)を不服として控訴しました。

 ある程度予想されたこととはいえ、やはり東京都は控訴してきたかという思いです。
 性教育の問題については、児童・生徒の生徒の実状に合わせて教材を工夫していくべきです。異論などがあっても「子どもの現実をどう分析するか。その上で教材の状況や教え方などを検討する」という同じ土俵の上に立って、教職員をはじめ保護者や研究者など関係者の意見を総合しながら、教育実践の中で前向きに研究して結論を出していくべき事柄です。
 しかし今回の問題はそういう議論とは全く性質が異なります。今回の訴訟で争われた問題は、性教育自体を敵視して政治的圧力をかける行為です。そういう高圧的な行為がなじまないのはいうまでもありません。一審では、まさにそういう高圧的なやり方が退けられたと判断できます。
 控訴審では一審に引き続いて不当介入の事実が認定され、また性教育の教材返還など一審では認められなかった内容についても踏み込んで認定されることを願います。