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日常的に暴力繰り返した中学校教諭を処分:奈良県教委

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 奈良県教育委員会は3月13日、生徒に日常的に暴力を繰り返していたとして、奈良市立中学校で女子ソフトボール部顧問を務めている男性教諭(55)を戒告処分にするなど、教職員6人の懲戒処分を発表しました。

 暴力(いわゆる「体罰」)で処分された教諭については、以下のような内容が報じられています。

注意受けても体罰やめず 県教委「教育熱心」と軽い処分(asahi.com 2009/3/14)
 県教委教職員課によると、奈良市立中学校の男性教諭(55)は、顧問を務める女子ソフトボール部の試合や練習の際、女子部員の頭をなぐったり、尻をけったりする暴行を、07年6月以降、わかっているだけで10回以上繰り返していた。08年5月には奈良市教委から厳重注意の処分を受けたが、その後も体罰を続け、同9月には女子生徒1人に全治数日のけがを負わせたという。懲戒処分の中では最も軽い戒告処分にした理由について、同課は「指導熱心な教諭であり、過去の事例と照らし合わせて判断した」としている。

 生徒への暴力・「体罰」は違法行為であり極めて悪質な行為であるという前提が完全に無視され、暴力が「指導熱心」とすり替えられる土壌は全国的にありますが、こういう風潮の表れの典型例だと言っていいでしょう。
 こういう行為は指導とは無縁の行為であり、単なる自己満足のための暴力に過ぎません。しかも注意を受けても繰り返し、また処分についても軽微なもので済ませているのは、おかしなことです。
 生徒への暴力・「体罰」は児童・生徒の心身発達にとっても有害だということは、教育学・心理学・脳科学の観点からも示されています。こんな有害行為を、正当な指導や指導熱心などとすり替える風潮は、できるだけ早く根絶していかなければなりません。