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学童保育でのけが増加傾向:国民生活センター調査

 国民生活センターの調査によると、全国の学童保育所で入所児童のけがが、2007年度に少なくとも1万2832件あったことがわかりました。

 調査は日本全国の全1811市区町村を対象におこなわれ、うち1133自治体から回答を得られたものだということです。またけがは自治体に報告された分の集計となります。調査を始めたのは2006年度で、今回は2回目の調査だということですが、事故件数は増加しているということです。

 大半は切り傷などの軽いけがだということですが、2007年度には入院加療を要する事故が179件・死亡事故も1件発生しているということです。

 もっとも回答を得られなかった自治体での事故や、自治体へ報告されなかった軽微な事故なども一定数あると推測されます。

 今回の統計の範囲外と思われますが、近年の学童保育での重大事故としては、おやつで出されたこんにゃくゼリーで窒息死した事故(三重県伊勢市、2007年3月)、川で遊んでいた際に天候の急変とそれに伴う鉄砲水により川に流されて死亡した事故(神戸市灘区、2008年8月)などがあります。

 けがが増加している原因として、入所者の増加で施設の過密化が進んでいることが指摘されています。また入所者が多い施設ほどけがをした際の入院日数が長くなる傾向があるなど、重いけがが発生する危険性が高くなっていることも指摘されています。

 施設の適正配置などで事故のリスクを下げられるのなら、可能な限り対策をとっていくことは大切だといえます。

(参考)
学童保育でけが、3割増 入所者増え過密化が原因か(asahi.com 2009/3/8)