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群馬県立高校いじめ自殺事件、やはり「いじめ認めず」回答

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 群馬県西毛地区の県立高校2年の男子生徒が2007年12月にいじめを苦にしたとみられる自殺をおこないました。この問題では、遺族が群馬県教育委員会に調査を求めていました。3月2日付で群馬県教委の回答が遺族の元に届きました。

 群馬県教委は2月10日、「近く回答する」という方針を記者会見で発表しましたが、具体的な内容については当時「まず遺族に知らせてから」として明かしませんでした。
 当ブログでは当時、回答内容はかなり厳しい内容になる可能性が高いと指摘しました。

当ブログ2009/2/11『群馬県立高校自殺問題、県教委が遺族要望に回答見通し』より再掲
 群馬県教育委員会は遺族からの要望が出された当時、人権侵犯事案として遺族が群馬法務局に申し立てていたことを背景に、法務局の調査結果を見極めてからとしてきました。しかし法務局は2009年1月に「人権侵犯事実の有無は不明確」と決定したということです。このことから回答内容は、かなり厳しいものになる可能性が高いことが予想されます。

 残念ながら、当時の予想は当たってしまいました。
 遺族の元に届いた回答によると、「調査に努めてきたが、自死につながるようないじめの事実を確認できなかった」「(法務局の)決定は学校及び県教委による調査結果と同様であると認識しており、あらためて調査はしない」(『毎日新聞』群馬版2009/3/3『高2男子自殺:「いじめ確認できず」 県教委回答、両親は不満 /群馬』)などと結論付けているということです。
 しかし、遺族らが何の根拠もなく「いじめ自殺」と決めつけて騒いでいるわけではありません。自殺直前におこなわれた修学旅行でいじめを相談している事実や、作文にいじめをうかがわせる記述がされていた事実などの状況証拠を考慮すれば、いじめの存在やいじめが自殺を誘発したと考えられます。今回の回答は、納得できるものではないでしょう。