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市岐商移管問題、卒業式の祝辞で応酬する形に:岐阜

 学校法人立命館への移管問題で揺れる岐阜市立岐阜商業高校(市岐商)で、3月1日に卒業式がありました。卒業式では、移管推進派の細江茂光岐阜市長が移管を強く推進する祝辞を述べ、一方で移管反対派のPTA会長も移管反対を強く訴える祝辞を述べるという異例の事態になりました。

 市長は「自分たちが納得できればいいと思うかもしれないが、私たちは将来を考え、今の苦しさを乗り越えなければならない」、PTA会長は「市岐商に入りたい子どもがいる限り、PTAは徹底的に戦っていく」などとそれぞれ述べたということです。
 市岐商問題では移管についての世論も二分しているうえに、移管推進派の性急な対応が反発を招いている形にもなっています。卒業式の場にまで対立を持ち込まれたとも受け取れる今回の事態は、市岐商移管問題をめぐる対立が根深いことを示しています。
 公立学校の私学への移管は、公立学校の果たす役割を考えれば良くも悪くも大きな影響を地域社会に与えることになります。したがってどのような結論になるにしろ、ていねいな議論が必要だといえます。