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恩寵園児童虐待事件:控訴審で賠償額増額

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 千葉県の民間児童養護施設「恩寵園」の児童虐待事件で、卒園生らが施設の運営法人と加害者の元園長および千葉県に損害賠償を求めた訴訟で、二審東京高裁は2月26日、原告の訴えを一部認め、千葉県に約430万円の賠償を命じる判決を出しました。控訴審では一審判決の約270万円から賠償額を増額しています。

 一方で施設での養育は県の委任事務として、施設の運営法人や加害者は公務員に準じる扱いとみなし、国家賠償法を適用して運営法人と元園長の賠償責任については一審・二審とも認めませんでした。
 施設側や加害者の賠償責任が認められなかったことなど不十分な点がありますが、虐待の事実関係が認められ、さらに賠償額が増額されている(=事実関係が一審以上に踏み込んで認定されている)ことは否定できません。今後上告するかどうかは当事者自身の判断となりますが、原告自身が納得できる形での判断を願います。